制御盤用熱交換器がもつ大きな働き

工場で働く機械のうち、制御盤用熱交換器には、制御盤の密閉性を維持しつつ、盤内の熱を外部へ放出するという重要な働きがあります。制御盤といえば、電動機などの制御に必要な各種器具を銅板性の箱に収めたものですが、機器の性質上内部に熱がこもりやすい点があります。

そのため、どうやって効率的に熱を外に逃がすのかは常に制御盤に問われる問題という事になり、設置される場所に対応して適切に熱交換器を取り付ける必要性が出てくる事になります。場合によっては超小型熱交換器を使用して、省スペースでも熱を効率的に排出するなど検討する必要も出てくるかもしれません。また、制御盤の密閉性を保つことも要求されるので、バランスより効率的に機能を発揮することも求められる事になると考えるべきでもあります。一見大したことはしていないようにも思われますが、実は大切な働きをしているので、その場に応じて適切なものを選ぶ必要があります。熱交換器を上手に導入することで、機器の稼働を安定させ生産体制や設備の効率を妨げないよう整備することにつながります。

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