プラント配管の特徴と施工について

プラントや工場では一般的な建築物とは異なり、汚水や雑排水だけでなく酸性やアルカリ性の液体や薬品などを排水しています。

排水だけでなく施設内の排気においても、特殊な成分を含んだ液体が蒸発することによって散乱した気体の排気を行います。

こうした液体や気体を排出させるため、配管には腐食性の強い材質を採用した仕様であることが要求されます。

また大量の排水を行うことも多いのでプラント配管は口径が大きくなり、配管時の施工性と布設後のメンテナンスなどから軽量な仕様であることが必須であります。

軽量素材であることは、布設作業時の工事時間の短縮だけでなく、発注後の製作期間も短時間で済むことから迅速な納期が約束されます。

富士化工株式会社のフジFRPパイプは、こうしたプラントの要求に呼応すべく開発されたFRP製の管です。

軽量あることに加えて、強靭で腐ることなく電食も生じないことが特徴であり、耐熱や耐候性にも富んだ製品です。

さまざまなプラントの現場の要望に応じて配管の径や加工をオーダーメイドで対応できますので、新築工事の際のみならず既存設備更新時には既設のサイズや形状に合わせた管の製作が可能です。

プラント配管の軽量化により作業性は飛躍的に高まり、設置工事の大幅な短縮ができます。

改修工事では稼働しているプラントでの作業となりますので、通常の工程を止めることなく短時間で作業を完了させることは、作業費用の削減だけでなく通常工程の停滞による売り上げの低迷からの回避が期待できます。

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